12球団監督会議が18日、都内で行われ、会議後にオンラインで取材に応じたロッテ吉井理人監督(57)は、WBCで世界一に挑む侍ジャパン投手コーチを兼務しているため「大事なピッチャーを預かっていくので、こちらからそれぞれの監督にあいさつしてきました」と明かした。

会議の内容には「主にプロ野球を盛り上げるにはどうしたらいいか。そこですね」。メジャーリーグでは22年シーズンから採用された「大谷ルール」に関しても各監督に説明があった。すでに規則改正はされているが、NPBで今後導入するかについては23日に開催の実行委員会で決定する予定だ。

吉井監督は「ルールに付け加えるというお話は聞きましたけれど、日本のプロ野球で使うかどうかは、まだ決まっていないというふうに聞きました」とした上で、「マリーンズでは二刀流する選手が…。あっ、(佐々木)朗希いけるかな? いないので、あまり考えていないです」とリップサービスも。今後の導入への賛否には「野球人口が減ってきている中で、ピッチャーも出来てバッターも出来るという選手は今後出てくる可能性があると思うので、そういうルールはいいんではないかと考えています」と賛成の私見を述べた。【鎌田直秀】

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