左膝手術からの復帰を目指す巨人梶谷隆幸外野手(34)が3月中の実戦出場を見据えた。

21日、川崎市・ジャイアンツ球場で練習後、実戦復帰の見通しについて「3月ですかね」と語った。開幕に向けても「もちろん、そこは目指したい。プランの中で動いてという感じですね」とイメージした。

この日は、ルーキーたちにまじって外野ノックを受けた。「1年ぶりくらい」と復帰の階段を1歩進んだ。無理はしないよう、ゆっくり慎重に打球を追い、感触を確かめた。

DeNAからFA加入1年目の21年10月、腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けた。復帰を目指していた昨年5月には左膝内側半月板縫合手術を受けた。昨季は1試合も出場できず、オフには育成選手となり、再出発した。

春季キャンプは立ち上げ班でなく、2軍スタートで迎える。マシン打撃などは「今のところ何の問題なくやれているかな」。走塁、守備の練習に関しては「もうちょいという感じ」。できるメニューを消化していきながら、復帰を目指していく。

「積み上げてきたものは正直どうでもいいと思っている。もう1回、単純にアピールしないといけない。とにかく体だけだと思うので、そこを何とかという感じですね」と再起を誓った。

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