広島黒原拓未投手(23)が7日、1軍キャンプ地でブルペン投球した。

この日は2軍から10人が、1軍のブルペンで投球練習を行った。左肩痛もあり12試合の登板に終わった1年目から巻き返しを誓う黒原は、今キャンプ3度目のブルペン投球で力のこもった投球を披露。鵜戸神宮参拝で合流が遅れた新井監督に、藤井ヘッドコーチは「黒原が一番目立っていた」と報告したという。

黒原は投球練習中、初対面の黒田球団アドバイザーから「間の取り方」の助言をもらった。「投げるときに軸足の裏の内側に力を入れ、かかとを浮かないように。黒田さんが現役時代にやっていたということを教えていただいた」。ブルペンだけでなく、その後のキャッチボールでも意識。「取り入れていって、どんどん制球とかを上げて行けたらなと思う」。短時間の合流となった1軍でアピールしただけでなく、金言も持ち帰った。

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