阪神木浪聖也内野手(28)が、正遊撃手争いで1歩リードしていることが17日、明らかになった。関係者によると、当初の岡田監督の構想では強肩を買った小幡の起用が有力視されていたが、春季キャンプで攻守でアピールを続ける「木浪株」がグングン上昇していることが判明した。

岡田阪神の初陣となった15日の楽天との対外試合でも木浪を「9番遊撃」でスタメン起用。WBCへ向けた侍ジャパン合宿へ参加するため、この日でチームを離れた中野と二遊間でコンビを組ませる狙いがあったと予想される。この試合で木浪は悪送球を犯したが、11日の紅白戦で2失策を喫するなど粗さが目立つ小幡と比べても、現状の安定感では勝っているといえる。

木浪は新人の19年に遊撃のレギュラーをつかんだが、20、21年は92試合、昨季は41と出場機会が減少。ただ、昨年11月の秋季キャンプで「木浪も結構強いな、肩。俺もそれは再発見やな。思っている以上に木浪は肩が強いな」と強肩が目に留まり、「最初は小幡でいこうと思っていたけどな、簡単にいけへんようになってきたな」と指揮官の頭をいい意味で悩ませていた。

打棒でもアピールを続ける。1月に日本ハムからソフトバンクに移籍した近藤に弟子入り。徳之島で打撃を磨いた成果か、11日の紅白戦でチーム実戦1号となる右越えの1発を放つなど存在感を発揮。このまま安定した守備を見せ続ければ、2年ぶりの開幕スタメン奪取も見えてくる。

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