広島菊池涼介内野手(32)が18日、紅白戦で今年初実戦出場した。腹痛で早退した野間に代わって、白軍の7番に指名打者として入った。2打数2安打1打点1盗塁。「今日はヒット2本出ましたけど、たまたま。どう反応できるかなと思った中で結果的に良かったという感じです」。クールに振り返るも、打撃と走塁できっちりと存在感を示した。
今年実戦初打席は九里との対戦。2ストライクから3球続けた真っすぐに反応し、中前にはじき返した。続く堂林の打席では3球目にスタートを切り、盗塁を成功させた。「みんなが(すでに実戦で)チャレンジしている中で、僕も率先してそういう姿を見せていかないといけない」。新井監督が掲げる機動力野球を実戦初出場で体現してみせた。新井監督も「順調そのものじゃないですか。“今年走るんだぞ”というものを見せてくれたら若い選手も引っ張られる」とたたえた。4回1死三塁では、アンダーソンのスライダーを拾って右中間へ。状況に応じた打撃で適時打とした。
今キャンプでは15日の日南キャンプ打ち上げ時には、手締めのあいさつを務めた。新井監督の現役時代、ともにプレーした経験もあるだけに、新体制ではリーダーとしての自覚を強くした。「ここにいる年上はアツさん(会沢)とアキさん(秋山)しかいないので、3人で話す機会も多い。捕手はアツさん、内野は僕、外野はアキさんと分かれているので、そこでしっかりリーダーシップを取っていこうと」。今年はプレーだけでなく、言葉や姿勢でもチームを引っ張っていく構えだ。【前原淳】



