「六甲おろし」が甲子園に帰ってくる。阪神は19日、3月4日のオリックスとのオープン戦(甲子園)からマスクを着用した状態での声出し応援などを可能にすることを発表した。緩和されたルールは<1>マスクを着用している状況での声を出しての応援<2>特別応援許可団体によるトランペット等を使用した鳴り物応援<3>肩組みや跳びはねる等、集団での動きを伴う応援<4>観客同士でのハイタッチ。これにより得点時や勝利の「六甲おろし」の大合唱やこれまで録音再生だった選手の応援歌もトランペットの生演奏となる。岡田彰布監督(65)も「発散できて、ええんやないか」と歓迎した。また引き続き、ジェット風船を使用した応援や指笛は禁止となる。

○…懐かしい助っ人が宜野座キャンプに顔を見せた。83、84年に投手として在籍したリチャード・オルセンさん(65)が訪問。ブルペンでは、ともにプレーした岡田監督と握手し再会を喜んでいた。同い年の指揮官は「会うたけど分からへんな、あんな太ってたら」と笑った。背番号「43」を背負った181センチの右腕は2シーズンで42試合に登板。6勝11敗1セーブ、防御率4・19の成績を残している。