新時代の4番はオレだ! 日本ハム野村佑希内野手(22)が21日、中日との練習試合(北谷)で“今季1号”を右翼へ架けた。
沖縄・名護キャンプ初日の2月1日紅白戦から、実戦全10試合で4番として唯一、フル出場。待望の1発に、新庄剛志監督(51)も「しっかり結果を出してくれた」とうなずいた。今キャンプ中の実戦は、オープン戦を含めて残り3試合。若き主砲は自身初の開幕4番を見据えている。
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逆方向へ、特大の1発にも日本ハム野村は満足していなかった。6-0で迎えた7回1死一塁の第4打席。カウント1ボール2ストライクと追い込まれてからの4球目だった。「真っすぐか、カットボールが曲がらなかったのか」。高めの速球をフルスイング。今季実戦40打席目で、右翼へ架けた待望の“1号”2ランだったが「風の部分もあると思うし、自分の中で押し込めた部分もあった」と、決しておごらず。「結果として出たのは良かった」と、涼しい顔だ。
キャンプイン初日の1日紅白戦から、チームで唯一、フル出場を続ける。しかも、打順は4番固定だ。新庄監督やコーチ陣から「練習試合を含め4番でいけるように」と、大役を託された。この日、初めてDHでの出場となったが、それまでは9試合連続で「4番サード」で起用されるなど、新時代の4番として英才教育を受けている。三塁守備の乱れから足元の疲れを見逃さない新庄監督は「本人は疲れていないって言うけど、見てて疲れはあると思ったので、今日はDH」とし「乗り越えないといけない。チームを引っ張って行く選手になっていかないといけないし、疲れは我慢。フルイニングで出場するという気持ちを、キャンプから持たせたかった」と意図を明かした。
4番固定を「意気にも感じますし、このチャンスを逃すわけにはいかない」と野村。プロ入り直後から掲げていた「新球場での開幕4番」は、もう目の前だ。【中島宙恵】



