阪神は22日、25年2月から尼崎市の小田南公園に移転する2軍新球場の名称が「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」に決まったと発表した。

新球場を含めたファーム施設は現在の西宮市の鳴尾浜から移転。SGLは今プロジェクトのパートナー企業、日鉄鋼板の看板商品から名付けられた。ネーミングライツ権はメイン球場のみで、22年度から27年度までの6年間の契約となる。

新たな場所、名前でより一層の育成強化を図る。阪神の百北幸司社長(62)も期待を寄せた。「鳴尾浜と比べてかなり練習環境が向上する。育成強化というところに非常に期待しております。尼崎市で練習したスター選手が登場することに非常に胸を躍らせる。2年後ではありますけど、非常に待ち遠しい」と心待ちにした。工事は3月に着工予定。この日は今プロジェクトのパートナー契約調印式も行われた。