オリックス森友哉捕手(27)が、いよいよ実戦で始動する。25日に春季宮崎キャンプ地の宮崎市清武で行われる紅白戦で、西武からFA移籍後初めて打席に立つ。侍ジャパン組が合宿に向かう直前の14日の紅白戦では、山本らの投球を受ける目的でマスクはかぶっていた。今回の紅白戦では初めて打線に加わることになり「投手の球を見て、しっかり慣れたい」と語った。

攻守の中心選手として参加する可能性が高かったWBC出場の夢をあきらめてまで、新天地での準備を選んだ。1日も早くチームに溶け込もうと、新たな仲間と積極的に会話。そのかいあって「ブルペンである程度は(投手陣の球を)受けたと思います。コミュニケーションも? はい」と思い描いた毎日を送っている。

すでに投手陣から捕球に関して信頼を得ているが「新しく取り組んでいることもある。ただそれが実戦でできるかどうかは、まだ分からない。実戦でできるように準備はしています」。フレーミングなどを意識しながら試合に臨む。個別練習にあてる時間が長いオリックスキャンプの特性を利用し、新たな取り組みへの準備を続けてきた。リーグ3連覇、連続日本一に向かうオリックスの今季のカギを握る新戦力が、本格的に動きだす。【堀まどか】

○…T-岡田がスイングを再開した。宮崎キャンプでは上半身のコンディション不良で別メニュー調整を続けてきたが、この日は室内でバットを手に。「(1月の)自主トレまでは順調やったんで…。でもこればかりはどうしようもない」と体調へのもどかしさをにじませつつ、来月以降に向けて「体と相談しながらやることをしっかりやるだけ」。開幕に向けて慎重に調整を進めていく。

○…ドラフト3位の斎藤響介(18=盛岡中央)と同5位の日高暖己(18=富島)の高校生投手2人が、春季宮崎キャンプで初めて捕手を座らせて投球練習を行った。ともに直球のみで30球を投げ、斎藤は「プレートに対して、かかとが(斜めに)いっちゃうので一直線になるように」と意識。実戦登板はまだ先だが、同2位の内藤鵬内野手(18=日本航空石川)が主力組の練習試合で2安打1打点と活躍したこともあり「自分も頑張りたい」と声をそろえた。

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