ヤクルトのドラフト1位吉村貢司郎投手(25=東芝)が25日の阪神とのオープン戦(浦添)で初実戦に臨む。24日は沖縄・浦添キャンプでブルペン入り。立った捕手に10球程度を投げ込む軽めの調整で備えた。19日の練習試合ロッテ戦に登板予定だったが高津監督からペースダウンを指示され、初実戦は延期となっていた。満を持しての初登板へ「打者の反応を見ながらストライク先行でどんどん行けたら」と気合を入れた。
燕のドラ1に、プロの自覚がみなぎっていた。相手は同じリーグの阪神。「開幕したら絶対に当たる。そこに向けての準備としても意識してやりたい」と、開幕ローテ入りを見据えた。
楽しみもある。対外試合3戦連続安打中と勢いに乗る阪神ドラフト1位森下翔太外野手(22=中大)との「ドラ1対決」の可能性がある。ただ1点、心に引っかかることがある。昨年7月の「東芝-侍ジャパン大学日本代表」のオープン戦で対戦した際、死球を当て、森下は右手首を骨折した。当時も謝罪したが、この日も「申し訳なかったです」と神妙。それでも対戦となれば「抑えるつもりで投げます。当てたからといってインコースも投げると思う。勝負ですから」と言い切った。
最速153キロで、変化球はスライダー、カーブ、フォーク、ツーシーム、カットボールを操る。「言い訳なしで自分が今持っている球を試したい」と意気込んだ。2番手で2イニング程度を投げる予定。高津監督も開幕ローテ入りを期待するルーキー右腕が、いよいよプロのマウンドでベールを脱ぐ。【三須一紀】
○…3年連続7度目の開幕投手を目指すヤクルト小川が、25日の阪神とのオープン戦で今季初実戦に臨む。先発として2イニングを投げる予定で「自分の持ち球を組み合わせてどう投げたら打者が嫌がるか。それを観察しながら投げたい」と具体的なテーマを設定。新たに取り組むワンシームも織り交ぜ、昨季までとは違う「新ライアン」誕生の1歩目とする。
○…43歳で球界最年長のヤクルト石川が、26日の楽天とのオープン戦(浦添)で先発し初実戦に挑む。3年ぶり10度目の開幕投手へ向けての第1歩。「まずは(打者へ)近めの速い球、遠めの真っすぐと両サイドにしっかり投げたい」と語った。43歳で開幕投手となれば98年大野(広島)の42歳7カ月を抜いて史上最年長。「結果を出したら『若い』と言われるし、逆なら『やっぱり年か』と言われる。僕も初めての43歳なので楽しみたい」と意気込んだ。
○…ヤクルトのドラフト3位沢井廉外野手(22=中京大)と浜田太貴外野手(22)が、沖縄・浦添の1軍キャンプに合流した。



