巨人原辰徳監督(64)がオコエの“個人プレー”を絶賛した。紅組が2点を追う5回無死一塁から、右前打で実戦6試合連続安打をマーク。重信が空振り三振に倒れ、1死一、三塁で打者岸田のときの初球に二盗を決め、二、三塁にした。チャンスを拡大させた好走塁に「あのプレーは個人技だから。個人技がチームを救った。あそこは個人で巨人を救ったんだな」と褒めたたえた。

オコエの足が続く岸田の一時同点となる右越え2点適時打を必然的に導いた。原監督は勝負の潮目と感じ取った1プレーを丁寧に説明した。

「無死から(松田が)四球で出て、(オコエが右前打で)無死一、三塁にした。しかし、次打者は三振。1死一、三塁になった。守備側は2-0ということになると、三塁走者はともかく、打者を打ち取れればと。併殺でいいじゃないかと。打者も含めて逆にプレッシャーがかかる。内野は完全にダブルプレーの網をひいている。そこで救ったのがあのスチールだよ。そのシュチエーションを1死二、三塁にした。今度は守備側だってプレッシャーかかる。攻撃側は逆に言うとおいしくなってきたぞと。二、三塁にした走塁、これはめちゃくちゃ価値がある」

現役ドラフトで楽天から獲得した新戦力が今キャンプで猛アピールを続けている。この日で実戦6試合連続安打。オコエは「とにかく1日1日を必死に過ごしている」と話す。才能が新天地で開花しようとしている。

○…若手野手陣がアピール合戦した。2年目の岡田が右翼線二塁打で1死二、三塁とすれば、22歳増田陸が左前へ2点適時打。続く高卒3年目の中山も左前打で出塁し、すかさず盗塁を仕掛けた。内外野で生き残りをかけた若手が、バットでも足でも結果を残した。2安打1得点の岡田は「僕は挑戦者の立場。はい上がっていく気持ちで毎日過ごしています」と気持ちを高ぶらせた。

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