巨人ドラフト1位の浅野翔吾外野手(18=高松商)が、プロ初のマルチ安打をマークした。

1本目は足でもぎ取った。4回1死走者なしの場面で、梶谷の代打として登場。西武粟津の高め直球を振り抜いた。打球は三塁線へのボテボテのゴロだったが、俊足を飛ばして内野安打とした。当たりは悪くも、結果はヒットで「だいぶ気持ちが楽になった」と力みは自然と消えた。

続く7回無死一塁では中前に運んだ。西武三浦の142キロ高め速球にうまくバットをかぶせ、芯で捉えた。2本目はクリーンヒットで結果を出した。

2月26日の2軍広島との練習試合ではプロ初安打を放っていた。この日はプロ初の2安打となった。将来は首位打者を目標に掲げ、1年目は学びの年とする。18日に開幕するイースタン・リーグに向けて「きれいなヒットじゃなくても、できるだけ出塁して勝ちにつなげられたらいい」と思い描いた。

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