ソフトバンクがオープン戦14試合目で早くも4度目の完封負けを喫した。

2回は1死一、二塁で中村晃が中前打を放ったが、二塁走者の栗原が本塁で刺された。9回にも2死からの連打で一、二塁の好機をつくったが、あと1本が出なかった。藤本監督は「勝負ごとやからね。しょうがないけど、ちょっとさみしいよね」と渋い表情だった。

○…先発石川は5回まで3安打無失点の好投を続けていたが、6回に急変した。先頭の五十幡に安打、盗塁を許すと、そこから四球、死球で無死満塁。福田光と清宮に連続で適時二塁打を打たれ、一気に4点を失った。すでに開幕2カード目初戦の4月4日オリックス戦(京セラドーム大阪)での先発が内定している右腕。「いい部分も悪い部分もありましたが、しっかり前を向いていきたい」と切り替えていた。

○…ベテラン和田が日本ハムの新球場エスコンフィールドに感嘆した。「素晴らしい球場の一言。ドームの天然芝の球場は日本にはない。野球辞めてなくてよかった」と笑顔で話した。すでに開幕5戦目となるオリックス戦での先発が決定。22日の日本ハム戦が開幕前最終登板となる。新球場のマウンド状態も確認。「素晴らしい球場も現役じゃないとやれない。いい調整ができると思う」と話した。

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