中日涌井秀章投手(36)がオープン戦3度目の先発で4回8安打4失点とオリックス打線に苦しみ、開幕に向けて課題を残した。

オープン戦は最終登板となるだけに、打順も9番に入り、本番仕様で臨んだが1回、野口、西野にいきなり連打を許して1点を奪われる。2、3回も修正できず3安打を集中され、失点を重ねた。

「全体的に(ボールが)真ん中付近に集まってしまいました。投手有利のカウントを作ることもできなかったのでテンポも悪かったです」とした154勝右腕は、「フォームに関しては投げ急ぎがあったため、気持ちと体のバランスが合ってなかったと思います」と振り返った。

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