サイ・ヤング賞右腕が、ベールを脱いだ。

新加入したDeNAトレバー・バウアー投手(32)が12日、横須賀市内の球団施設「DOCK」で来日後初の実戦形式となるライブBPに登板した。

育成捕手の上甲がボールを受け、益子、梶原らを相手にキレのある真っすぐ、変化球はスライダー、カーブ、カットボール、ツーシーム、新球のスプリットチェンジアップを投げた。

メジャーで5度の2ケタ勝利を挙げた超大物メジャーリーガーの投球に、打撃ケージ裏から今永、宮国、小園、深沢、西巻らも熱視線を送った。

最速は151キロをマーク。益子は新球のスプリットチェンジアップで空振り三振に抑えられ「変化球も、真っすぐもどっちもやばかったです。さすが、サイ・ヤング賞投手だなと感じた」と目を丸くさせた。

3月26日の練習中に右肩の張りを訴え、一時的に調整のペースが遅れたが、コンディションの向上とともに調整のペースをアップした。

早ければ16日のイースタン・リーグの西武戦(横須賀)で実戦デビューする可能性がある。

▽DeNA三浦監督(バウアーのライブBPを映像で確認し)「順調にきてると思います。(初実戦は)近々考えています」

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