右手首と左あばらを骨折している日本ハム江越大賀外野手(30)が途中出場ながら攻守で存在感を発揮して勝利に貢献した。

8回に代走で登場。すかさず二盗に成功し、移籍後初盗塁を決めると、上川畑の中前適時打で生還した。その裏から就いた右翼守備では、島内の右越えの打球を捕球すると「(二塁へ)走ってこいと思いました」。思惑通りに二塁を狙った島内を正確なレーザービームでアウトにした。この補殺を決めた守備に新庄剛志監督(51)も「江越くんのプレーが大きかったですね」と、絶賛した。

江越は骨折箇所についての現状も試合後に明かした。右手首については「今はもう大丈夫です。この前、レントゲンを撮ったんですけど、だいぶ回復してきている感じではありました」。左あばらについては「痛みはないです」。走塁でのスライディングでも痛みはないかと問われると、「そうですね。たぶん、くっついたんじゃないですか」と、笑顔を見せた。

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