守護神の最短復帰は見送りになった。右腕のコンディション不良で2軍調整中の阪神湯浅京己投手(23)が24日、兵庫・西宮市の鳴尾浜で取材に応じた。16日に出場選手登録を抹消。最短26日に再登録可能となるが、現在はノースロー調整が続く。「またぶり返して、張って抹消とかになったら意味がない。万全の状態で戻れるように」。右前腕の強い張りを含めた体全体の完全回復を最優先にする。

25日からはボールを使った投球動作を再開する予定だ。「明日(25日)はキャッチボールするか分からないですけど、ボールは投げようと思っています」と明かした。昨季もリフレッシュを目的とした休養で6月に出場選手登録を抹消。その後は、大きな故障もなく、59試合43ホールドと大ブレークを果たした。「あの時期があったから最後まで投げ切れた。だからこそ、この抹消を無駄にしないように。パフォーマンス自体も上がった状態で上で投げられるように」と慌てずにトレーニングに励む。

チームは守護神を欠く中でブルペン陣が奮闘。「ブルペン全員が本当に助けてくれてる状態。逆にみんながしんどい時に自分が助けられるようにやりたい」と、恩返しを誓った。万全の体調で、「9回」という職場に戻る。【波部俊之介】