阪神大竹耕太郎投手(27)が5回無失点の好投で3勝目を挙げた。現役ドラフト1期生としてソフトバンクから阪神に移籍した左腕。阪神の移籍選手で3戦3勝は03年の伊良部秀輝氏の2戦2勝を塗り替えた「伊良部超え」の記録だ。無傷の3連勝に沸く虎党は「大竹コール」で3勝目を祝福した。

ヒーローインタビューに答えた大竹の一問一答は以下の通り。

  ◇    ◇   

--無傷の3連勝

「もうほんとに勝ちがつくとか負けがつくとか、そういうところではなく、目の前の1人1人に対して集中して対戦していくことを大事にしている。その結果3勝ということで。それは素直にうれしく思います」

--途中はピンチも。振り返って良かったところは

「ほんとに今日はランナーをたくさん出したんですけど、ここぞというところでしっかり勝負するところから逃げないで攻める気持ちを最後まで持ち続けたところが、結果に結びついたんじゃないかなと思います」

--初回に3点。どんなことを感じた

「緊張している中で初回に3点も取っていただいて。そのおかげでほんとに楽に投げられましたし、その中で坂本さんの素晴らしいリードもありました。ほんとに今日は中継ぎの皆さんもそうですし、助けられた勝ちだと思います」

--神宮は大学時代日本一で胴上げ投手にもなった場所

「岡田監督も早稲田出身ということで、やはり神宮はすごい思い入れのある球場です。登板前からいいイメージを持って、今日は臨めました」

--ビジターでの登板

「ほんとに今日はビジター球場とは思えないぐらいのご声援を頂いたので、ほんとに素晴らしいファンの皆さんに支えられて、今日も投げることができたと思います」

--明日からゴールデンウイーク。熱いメッセージを

「明日以降も投手陣みんなで頑張りますし、打線も頑張りますので、また応援よろしくお願いします」

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