右ハムストリング肉離れで離脱中の巨人中田翔内野手(34)が、奇跡の回復力で走攻守の練習を開始した。

9日、川崎市・ジャイアンツ球場の室内練習場でランニング、マシン打撃、手投げによるゴロ捕球を行った。4日ヤクルト戦で負傷してからわずか5日後にして、打って守って走った。普通であれば、まだ足を引きずると言われる段階も「自分で言うのもなんだけど、普通より痛みに強いのかもしれない」と涼しい顔で言い切った。

診断では万全の状態での復帰には6、7週間。完全回復を待っての1軍復帰となれば、通常6月中旬以降になるが「でも自分の中では、そこ(完治)の考え方っていうのはサラサラないんで」とキッパリ。「ある程度自分の中でいけるっていう判断が出れば、やっぱ1日でも早く上がれるんだったら上がりたい」と早期復帰を模索する。今季7本塁打の中田の離脱直後からチームは同一カード3連敗。医療スタッフ、首脳陣のゴーサインを受けるためにやれることはやる。

練習後は高気圧酸素カプセルに入るため、都内の医療施設へ向かった。「回復力を早めてっていうのかな。それと電気治療の繰り返し。できることはすべてやって試していきたい」。奇跡をさらに加速させていく。【栗田成芳】

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