阪神の連勝が3で止まった。

0-0で進んだ7回。先発の村上頌樹投手(24)が先頭のサンタナに142キロの真っすぐを左中間席に運ばれ、均衡を破られた。打線は先発の新人吉村らを打てず、今季2度目の完封負け。攻撃陣は好調だったが、雨天中止などで3日間試合がなかった影響もあったのか。満員の甲子園はため息に包まれ、岡田監督も厳しい表情だった。

村上はこの試合、序盤から好投し、6回を無失点に抑えた時点で開幕からの連続無失点を31イニングとし、1963年(昭38)に中井悦雄(阪神)がマークしたセ・リーグ記録に並んだ。新記録を狙った7回のマウンドで喫した今季初失点が、痛恨の決勝点になってしまい初黒星も喫した。