日本ハムが2者連続の本塁打で、形勢を逆転した。

1点ビハインドの6回2死一塁で、まずはWBCキューバ代表のアリエル・マルティネス捕手(26)だ。この回から登板したソフトバンク松本裕樹投手(27)の152キロストレートを捉え中堅スタンドへ。角度27度、打球速度175キロの強烈な打球は、飛距離133メートルの貴重な逆転3号2ランとなり「後ろに強打者のメンディー(アルカンタラ)がいるので、なんとかチャンスで回すことだけを考えていきました。思いきったバッティングができた」と振り返った。

続くアリスメンディ・アルカンタラ内野手(31)は、松本の150キロの低めストレートをかち上げ、角度22度と低い弾道で右翼スタンドへ突き刺した。こちらは打球速度169キロ、飛距離134メートルの3号ソロ。さらに1点を追加し「マルティネスが前の打席で打ってくれたので、余裕を持って打席に入ることができました。しっかりと自分のスイングができて良かったです」とコメントした。

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