新潟・佐渡島出身初のプロ野球選手の巨人2年目菊地大稀投手(23)が初勝利を挙げた。

延長12回、1点を勝ち越された直後の1死満塁で登板。広島堂林に左前適時打を許し1点を追加された。それでも坂倉を空振り三振、菊池を遊飛に打ち取り、その裏に打線の援護でサヨナラ勝ち。前夜は制球が定まらず延長10回に5失点を喫したが、「反省して切り替えた上で今日は臨めた。レベルアップしていきたい」と次に目を向けた。

◆菊地大稀(きくち・たいき)1999年(平11)6月2日生まれ、新潟県佐渡市出身。佐渡-桐蔭横浜大を経て、21年育成ドラフト6位で巨人入団。1年目の22年に支配下登録され、同年4月29日阪神戦で初登板。今季推定年俸700万円。186センチ、89キロ。右投げ左打ち。