DeNAが、今季ワーストの21安打15失点の大炎上で阪神に3タテされ、今季初の5連敗で首位から転落した。

1回に佐藤輝の3ランで先制点を献上。3回に宮崎のリーグ単独トップの8号2ランで追いつき、牧の連続アーチで勝ち越したが、4回にビッグイニングを作られ、試合が決まった。

先発平良が、近本の同点打でKO。2番手の三嶋が押し出し四球で勝ち越しを許し、佐藤輝の満塁弾でこの回一挙6点を失った。

7回には、試合前時点で開幕から9試合連続無失点だった森原が炎上し、5点を奪われた。

三浦大輔監督(49)は「今日もこの雨の中でも最後まで、たくさんのファンの方もスタンドで応援してくれてましたから。ファンの方にはちょっと連敗が続いて、申し訳ない気持ちでいっぱいですけど、また来週ホームで仕切り直します」と話した。

阪神とのビジター試合は京セラドーム大阪での開幕カードから6連敗。チームは4月22日以来の首位転落で、首位阪神と1ゲーム差をつけられた。

○…宮崎敏郎内野手(34)が、大敗の中で2発を含む3安打猛打賞と気を吐いた。3回に一時同点の8号2ランを放ち、8回にも9号2ランをマーク。打率、本塁打、打点の3部門でトップに立ったが「チームが勝たないと意味がないので、また頑張ります」と言葉少なだった。三浦監督は「点数が離れても、最後までしっかり集中してくれています」と評価した。

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