ロッテ吉井理人監督(58)が26日、ケガで1軍を離れている藤原恭大外野手(23)と山口航輝外野手(22)の1軍合流時期について言及した。

右太もも裏痛で離脱中の藤原は、25日にZOZOマリンで行われた1軍の自主練習などにも参加し、ランニングなどを行ったが、指揮官は「だいぶ良くなっているという話なんですけれど、当初の予定よりは少し遅れている感じ」と説明した。6月2日以降の2軍戦に出場後に状況を確認して、判断を下す意向。「試合に出られたら、2軍の人にはかってもらって、(1軍で)いけるかどうかという感じですかね」と慎重な姿勢を貫いた。

4月29日に「左大腿(だいたい)二頭筋損傷」で全治約2週間の診断を受けていた山口は、すでに今月19日の2軍戦から実戦復帰。同24日のヤクルト戦では復帰後初ホームランも放っている。「まだ(2軍の)サブロー監督からゴーは出ていないです」。まだ左右の足の筋力差があることなどを理由に2軍での試合出場や調整が続いており、交流戦開幕(30日)の1軍復帰は微妙な状況だ。

1軍は引き分けを挟んで6連勝中で、貯金10の首位と好調なだけに、再発防止を最優先に復帰時期を模索する。