26日からの阪神巨人3連戦は「伝統の一戦~THE CLASSIC SERIES~」として開催されており、この日は試合前に「レジェンドOB対決」が実施された。

阪神OBは能見篤史氏(43)が背番号14でマウンドへ。巨人OBは高橋由伸氏(48)が背番号24でバッターボックスに入った。

能見氏は現役時代と変わらない美しいワインドアップから投げ込んだ。2ボール1ストライクとすると、124キロを高橋氏が打ち返した。右翼後方へのフライをスタッフがキャッチ。甲子園はどよめきと拍手に包まれた。

能見氏は「久々に投げるので不安もあるが、楽しみ」。高橋氏は「まさかユニホームを着て甲子園の打席に立つとは思わなかった。楽しみです」と語っていた。両軍のレジェンドはファンの歓声を浴び、久しぶりの勝負を楽しんだ。

この日も、前日に引き続き両軍が「伝統の一戦」の起源とされる、1リーグ初年度1936年(昭11)のユニホームをモデルにした復刻ユニホームを着用する。

昨年は阪神がグレーのビジター用、巨人がホームの白だったが、今季は逆。阪神は白地に薄いタテジマが入った「大阪タイガース」のホーム用で戦い、巨人はグレー基調になる。

同プロジェクトは16年から両球団で実施しているもの。8月8日からの東京ドーム3連戦でも着用する。

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