ソフトバンク近藤健介外野手(29)が22日、「日本生命セ・パ交流戦 優秀選手賞(賞金100万円)」に選出された。「うれしく思います。(賞金の)使い道は考え中ですけど、何かみんなのためになるようなことをしたいと思います」と笑顔で話した。

交流戦で12球団トップの打率4割1分3厘、5本塁打、15打点をマーク。交流戦前は今季通算2割3分4厘と調子を落としていたが、同2割8分5厘まで上昇させた。「やりたいことが形になってきて、(打)率もついてきているのはいいかなと思います」と納得の表情を浮かべた。

リーグ戦再開後の初戦は23日、首位オリックス山本と今季3度目の顔合わせが予想される。近藤は対山本に日本ハム時代だった昨季に10打数5安打の好相性も、今季は5打数ノーヒット。チームも昨季から5連敗中と苦手にしている右腕だ。「1本打てるか打てないかのピッチャーだと思う。その1本をいいところで打てるように集中していく」と力を込めた。

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