広島大瀬良大地投手(32)が7回3安打無四球無失点の好投で、4月14日ヤクルト戦以来71日ぶり3勝目を手にした。1、2回と得点圏に走者を置いた序盤を切り抜けると、3回は3者連続三振。4回無死二塁も無失点で切り抜けると、7回まで危なげなく無失点投球を続けた。

今季登板3試合目までは2勝1敗と滑り出したが、登板間隔を空けて臨んだ4月26日にアクシデントにより4回で降板となった。その後も右肘の炎症による登板回避などもあり、前回6月13日まで登板6試合白星無しが続いていた。登板前は「勝つとかそういうところが一番かなと思う。いい形でしっかりとゲームをつくっていきたい。しっかりいい結果を残さないといけない」と決意を新たにしていた。

リーグ戦再開黒星発進した中、巡ってきた先発でチームを勝利に導く投球で、防御率も3・02まで良化した。チームは再び3位巨人に0・5ゲーム差と肉薄した。

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