阪神中野拓夢内野手(27)が1日遅れのバースデーを4安打4得点の大暴れで祝った。「前日の誕生日はノーヒットだったので、次の日ですけど絶対打ってやろうと思っていました」。二塁部門での球宴ファン選出にも1日遅れで応えた。

1回に左前打で先制点のお膳立てをすると、3回、5回、7回と全て中前へ運び、全てホームにかえってきた。1試合4安打は昨年7月13日の巨人戦以来3度目。4安打&4得点は昨年5月14日DeNA戦以来だった。日大山形では13年の高2夏に「2番二塁」で出場した甲子園。準決勝の前橋育英(群馬)戦で高橋光成(西武)からヒットを放つなど山形勢初の4強に貢献した。原点の球場で再び2番二塁で躍動している。

思い切って打撃を変えたことが奏功した。3割1分を超えていた打率も試合前時点で2割8分3厘まで下降。「何かを変えなければ」とバットを出す角度を変え、体を少し開き気味にした。「最近は開きが早くなって(ボールを)引っかけることが多かった。自分の中で両目でボールを見る感覚でいったら、素直にバットも出るようになった」。

30日からは敵地で巨人3連戦。「明日の試合が大事。この勢いで勝てるように、自分の役割をしっかりとやりたい」。本来の打撃を取り戻した背番号51がG倒の先陣を切る。【高垣誠】

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