巨人打線が沈黙し、今季7度目の完封負けを喫した。“巨人キラー”の阪神の先発左腕・伊藤将司を相手に7回4安打で無得点に封じられた。今季は16イニング連続無得点。昨季から通算5試合、40イニングでわずか1得点と抑え込まれた。

先発の菅野智之投手(33)は今季最多の110球を投げて踏ん張った。序盤から変化球を巧みに織り交ぜ、凡打の山を築いたが4回2死、阪神大山への初球148キロ直球を捉えられ、左中間席へのソロを被弾。それでも7回2安打1失点4奪三振で試合を作り「丁寧に1人1人という気持ちで投げました。大城と話し合いながら、最少失点で7イニングを投げきれたので、次につながると思います」と振り返った。

しかし打線が伊藤将、岩貞、岩崎と左腕3投手に無得点に封じられ、菅野を援護できず。貯金1となった。

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