巨人ファンが主砲を心配した。

延長12回無死一塁、岡本和真内野手(27)が中日祖父江の148キロシュートが右手甲付近を直撃。その場に倒れ込んで表情をゆがめた。大久保打撃チーフコーチやトレーナーは心配そうに駆けつけた。岡本和は打撃用手袋を外して状態を確認し、自らの足で一塁へ。代走若林がコールされ、歩いて一塁ベンチに下がった。

試合後、取材に応じた岡本和の右手はやや赤く腫れ上がっていたものの「まあ、折れてはない」と無事を強調した。原監督も「大丈夫だと思います」と説明した。

SNSでは「岡本大丈夫」がトレンド入り。「今日の勝敗より気になる」「勝てたけど心配」「明日試合なくて良かったけど岡本大丈夫かな」「岡本の骨頼む」など心配するツイートが相次いだ。

岡本和は、1回無死満塁に92年原辰徳以来、球団では2人目の4番初回満塁アーチとなる19号先制満弾を放った。さらに5回、7回、9回と安打を重ね、今季初の4安打。不動の主砲の死球に場内は騒然となった。

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