西武中村剛也内野手(39)が史上56人目の通算2000試合出場を達成した。

この日は4番DHでスタメン出場し、第3打席までは四球、二塁ゴロ、死球。5回裏で試合が成立し、場内アナウンスで偉業が発表されると、東京ドームの大観衆から大きな拍手が起きた。中村は記念ボードを持ち、四方にお辞儀した。

中村は01年ドラフト2巡目で大阪桐蔭から入団し、今季でプロ22年目。5日までにプロ通算1999試合に出場し、ここまで放っている462本塁打はNPB現役最多となる。「おかわり君」の愛称で長くファンにも親しまれている。

今季はこの日までで46試合に出場、4番を任されることも多い。打線の得点力不足が顕著な中で8本塁打をマークし、オールスターにも選手間投票で選出された。

同期入団の栗山巧外野手(39)は5日終了時点で通算2204試合に出場している。高卒入団の入団コンビがチームを1度も変わらずにそろって2000試合出場を達成するのは、史上初めてとなった。

▽西武中村(2000試合出場を達成し)「今日2000試合出場を達成することができましたが、これからもっと試合に出られるよう努力して、チームに貢献できるよう頑張ります」

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