西武高橋光成投手がエース対決に負けた。

2回2死からオリックスの下位打線に連打を許し、8番野口にフルカウントから152キロを痛烈に右中間を抜かれた。2点適時三塁打。3回には3番紅林に逆風を切り裂く2ランを打たれた。結局5回5失点。メジャー複数球団の関係者たちが視察に訪れたオリックス先発山本との投げ合いは、球数だけ見ても3回まで高橋66球、山本32球。序盤で「勝負あった」感に包まれた。

開幕投手を務め、シーズン半ばになった。チームは最下位と苦しみ、自身も最速158キロをマークした一方、平均球速は春より3キロ程度落ち、直球でなかなか空振りを奪えない。「自分の力を最大限出せたら、いいパフォーマンスで貢献できると思います」。そんな願いが結果に付いてこないのが苦しい。これで今季2度目の7連敗、16年8月以来の借金17。5位との差も広がっていく。

▽西武高橋(5回5失点で6敗目に)「今日を引きずらず、とにかく次です。次の登板で結果を出したいです」

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