中日大島洋平外野手(37)が延長10回に決勝打を放った。2死一、二塁で阪神5番手馬場のフォークに反応。右翼線へ引っ張る適時打で1点を返し、送球が自らの背中に当たって転がる間に一走の福永まで生還した。「(打球が一、二塁など)間じゃ(走者が)かえってこれない。右翼線か左翼線と思っていた。あれ(送球直撃)のおかげでもう1点入って良かった」。昨年4月13日の阪神戦以来となる決勝打に、背中の痛みも快感に変わっていた。

今季初となる4安打固め打ち。「いいきっかけになってくれればいいかな」。大学、社会人を経ては過去3人しかいない通算2000安打まで残り32安打と近づいた。今季から守備位置が中堅から左翼に変わった。「左翼が多く、走る量が減っているので、ランニングの量を増やした」。チーム野手最年長の37歳は頭をひねり、1カ月前から試合前のトレーニングを増やした。その成果もあって、7月の月間打率は3割4分1厘と上昇曲線を描いている。

立浪監督は「フォークボールにうまく反応して、引っかけてくれた」と、ベテランの技が詰まった一打を称賛した。昨年は1勝しかできなかった甲子園で、19年以来のシーズン3勝目をゲット。指揮官は「何とか首位チームに必死になって連勝できるように。あと2つ勝てるようにやっていきたい」と力を込めた。【伊東大介】

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