ひと足はやく“神宮花火大会”が開催された。5回終了時点で5本の本塁打が飛び交う乱打戦となった。

1回にヤクルト打線が菅野を捉えた。無死二、三塁から村上が左中間へ先制3ラン。さらに1死二塁から内山が左翼へ2ランを放ち、一挙6得点を挙げた。わずか1アウトで菅野をマウンドから引きずり降ろした。

しかし巨人打線も反撃する。2回に門脇がチームにとって41イニングぶりの適時打を放って2点を返すと、3回には1死一塁から秋広が2戦連発となる8号2ランで2点差に。さらに1死満塁とチャンスを作ると丸がヤクルト2番手尾仲から押し出し四球を選んで1点差とした。2死満塁からは代打長野が左翼へ同点適時打を放ち、先発菅野の負けを消した。4回無死一、三塁からは岡本和の右犠飛で試合をひっくり返した。

ただ、ヤクルト打線もこのままでは終わらない。4回2死満塁、代わったばかりの5番手船迫から内山がこの日2本塁打目となる満塁弾で一気に逆転に成功。再び3点のリードを得た。

5回先頭で門脇が2号ソロを放ち、5回までで両軍5本塁打目。本家の「神宮外苑花火大会」は8月12日に予定されているが、ひと足早く、“花火”が連発し、互いに点を取り合うド派手な試合展開となった。

【動画】ヤクルト村上宗隆左中間スタンドへすさまじい打球 低めをすくい上げ16号3ランに

【動画】巨人秋広優人の打球はどこへやら…気付いたときにはスタンドイン!サンタナ思わず苦笑い