日本ハムは6年ぶりの10連敗で前半戦をフィニッシュした。西武に逆転負けを喫し、両リーグ最速で50敗に到達し、3年連続の最下位ターンとなった。新庄剛志監督(51)は4日間の球宴ブレークを過ごす選手に「野球とか一切忘れてもらって」と、心身ともリフレッシュすることを厳命。後半戦は大型連敗ストップからのスタートダッシュで、借金「15」からの下克上日本一を目指すことを誓った。

先発の鈴木は自己最短の1回0/3で4失点KO。「チームに申し訳ないです」とコメントするのが、やっとだった。2試合連続で2回を投げきれず4敗目を喫した右腕に、新庄監督は「1回、下に行かせる。フォームを仕上げて欲しい」と2軍での再調整を決断。代わって、故障で離脱していたポンセが、後半戦から先発ローテに復帰する見込みとなった。