広島床田寛樹が因縁の地・横浜で好投、巧打、好走塁を見せ、リーグトップタイの8勝目で前半戦の5連勝フィニッシュにけん引した。

ここまで2勝無敗のDeNA戦に中5日で先発。初回に失った1点を自身のバットで取り戻した。5回に先頭でバウアーの151キロ速球を捉え、二塁強襲打(記録は右前打)で出塁。上本の二塁打で三塁に進み、野間の二ゴロで同点のホームを踏んだ。再び先頭の7回はバウアーの変化球を中前に運び、中堅手がそらす間に二塁へ。2死から秋山の右前打で決勝のホームに滑り込んだ。「(相手が)めちゃくちゃいい投手なので、ワンチャンスをものにしないと厳しいとは思っていたので。何とかかえれて良かったです」。ホームカバーのバウアーは両膝に両手をついた。強烈なダメージを与え、7回途中1失点で投げ勝った。

昨年8月3日のDeNA戦の走塁で転び、右足首を骨折。悪夢を見た横浜で「怖かったですけど、2死になった時点で絶対にかえろうと思っていた」。勇気を振り絞った走塁だった。

「3試合連続の1点差をものにできるのは、チームが成長している証し」と新井監督。床田の今季初の中5日起用、守護神・矢崎の5月11~13日以来の3日連投は今後を左右するヤマ場と見ての勝負手だった。5連勝で実らせ、前半戦を締めくくった。【堀まどか】

 

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