阪神は19日、新外国人として元ヤンキース3Aのコルテン・ブルワー投手(30)と契約を結んだことを発表した。背番号は「98」。

193センチのリリーフ右腕で、150キロ超のカットボールを投げ込み、スライダー、カーブも持つ。19年にはレッドソックスで58試合に投げ、防御率4・12で1シーズンを戦い抜いた。今季は4月にヤンキースで3試合に登板し、3Aでは15試合で防御率1・35と好投している。

「日本でプレーする機会をいただいたこと、そして世界一のタイガースファンの前でプレーできることをとても光栄に思います。タイガースファンのサポートは、選手にとってとても心強いものだと聞いていますし、私にとってこれ以上ない存在です。日々最高のコンディションでマウンドに上がることができるように努め、他の選手からも多くのことを学びたいと思います。私を歓迎してくれてありがとう! タイガースファンのみなさん、スタジアムで会いましょう!Go Tigers!!」とコメントした。

18年ぶりの「アレ(=優勝)」を狙う岡田阪神だが、守護神の湯浅が離脱しているブルペン陣の強化が急務。ビジターゲームが続く真夏のロードでブルペンを支える救世主となる期待が高まる。

 

◆コルテン・ブルワー 1992年10月29日生まれ。米テキサス州出身。カントン高校から11年ドラフト4巡目でパイレーツに入団。ヤンキースを経て、18年にパドレスでメジャーデビュー。同年11試合に登板。19年はレッドソックスで58試合に登板し1勝2敗、防御率4・12。その後ロイヤルズ、レイズと渡り歩き、今年3月からヤンキース。今季は3Aで15試合に投げ防御率1・35。メジャー通算84試合、防御率4・98。右投げ右打ち。193センチ、100キロ。

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