ソフトバンクは28日、新外国人としてオリオールズ3Aのダーウィンゾン ・ヘルナンデス投手(26=左投げ左打ち)の獲得を発表した。背番号は「61」に決まった。

ヘルナンデス投手は「日本という国で、またホークスという新しいチームでプレーできることに、今からとてもワクワクしています。契約してもらったホークスには感謝しています。チームメートやファンのみなさんと会うのがとても楽しみです。優勝目指して一緒に頑張りましょう!」と、球団を通してコメントした。

「8回の男」として勝利の方程式を支えたリバン・モイネロ投手(27)が左肘を手術。今季の戦列復帰が絶望的なだけに、球団はモイネロに代わるセットアッパー候補としてヘルナンデスを緊急補強。今季は3Aで27試合に登板、2勝1敗1セーブ、防御率2・96。過去にはエンゼルス大谷翔平選手から4三振を奪ったこもある。球団54年ぶりの12連敗を喫するなど、ブルペン陣の立て直しは急務。3年ぶりのV奪回は至上命令だけに最速159キロ左腕の加入で夏本番の巻き返しを図る。

◆ダーウィンゾン ・ヘルナンデス 1996年12月17日生まれ、ベネズエラ出身。13年にレッドソックスとマイナー契約を結び、翌14年にルーキーリーグでプロデビュー。2年間で30試合に登板し、7勝2敗、防御率1・64。19年4月23日のタイガース戦でメジャーデビューし、2回1/3を無失点。メジャー通算は主に中継ぎで91試合に登板し、3勝4敗、防御率5・06。奪三振率は驚14・03。23年に金銭トレードでオリオールズに移籍。今季は3Aで27試合に登板し、2勝1敗、防御率2・96。左投げ左打ち。188センチ、115キロ。

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