ヤクルトはクリーンアップが仕事を果たして、後半戦初のカード勝ち越しとなった。3番塩見泰隆外野手(30)が先制打を含む今季初の3安打猛打賞。4番村上宗隆内野手(23)は8回に試合を決める19号ソロ。5番浜田太貴外野手(22)は1回に止めたバットに当たった二ゴロで三塁走者が生還し、第2打席以降は3安打と起用に応えた。試合後の高津臣吾監督(54)の主な一問一答は以下の通り。

 

-8回の村上の1発は大きかった

高津監督「うーん、そうですね。(3点を返されて1点リードとなった)6回以降か…ちょっと流れとか、空気とか、勢いとかが向こうに流れているのかなという感じがしました。ただ、ああやって、結果的に、あのイニング(8回は)2点入ったけど、一振りで、その流れをガラッと変えてしまうバッティングというのは非常に大きかった」

 

-流れでいうと、木沢が8回に抑えたことも大きかった

高津監督「ちょっと状態を落とした時もあったんですけど、また彼らしい球が戻ってきたのかなと思います。変化球にしても、真っすぐにしても。安心して1イニングを任せられると思います」

 

-清水がベンチ入りしなかったのは連投中だったから?

高津監督「そうです。球数が多かったので、この2日間」

 

-塩見が戻ると打線に厚みが増す

高津監督「なんか変ですよね。よくわかんないですよね、彼はやっぱり(笑い)。自分で『怖い、怖い』言いながら(ベンチに)帰ってきますもんね。こっちも怖いです」

 

-再発が怖い?

高津監督「違う違う。なんか打ちすぎて(怖いと)。まあ、でもムネ(村上)の前に彼がいるというのは非常に大きいと思いますし、1、2番なかなか出塁につながらなかったですけど、その後ろに彼が、塩見がいるというのも大きいと思いますし。当分、こんな感じの並びになるのかなと思います」

 

-5番浜田も、らしい当たりがたくさん出た

高津監督「ね。今日、ラッキーボーイだったね。本当に、思い切りのいい彼らしいバッティングだったと思います。3本ともね」

 

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