お笑いコンビ、千鳥の大悟(43)が始球式にサプライズ登場した。

佐々木朗希投手(21)の背番号17のユニホームでマウンドに上がると、手に握っていたのは白球ではなく、鉄板ネタの「いか2貫」。場内アナウンス担当の谷保恵美さんが高らかに「いか、2貫~」と美声を響かせた。

振りかぶると帽子が落ち、かつらの頭頂部にさらに「いか2貫」が乗っかっていた。ロッテ吉井監督らを笑顔にさせたが、投球はというと、野球経験者には悔しいワンバウンド。

球団を通じて「あの1球のために何十球も投げ込んだんですけど、やっぱり緊張でマウンドに上がった瞬間、野球をやっていた9年間すべて忘れてしまいました。ただ本当に素晴らしいマウンドで、素晴らしい球場で、何よりもお客さまがあたたかかった。ストライクが入らなかったのはちょっと悔しいですね。また機会があれば是非! マリーンズも後半戦、優勝目指して頑張ってください!」とコメントした。