バッテリーの奮闘で接戦を制し、連敗を阻止した。

先発の宮城大弥投手(21)が、6回5安打1失点の粘投で8勝目。1-1で迎えた4回に、女房役の森友哉捕手(28)が決勝の13号ソロを放った。

お立ち台にはバッテリー2人で登場。宮城は「なんとか野手陣のおかげで粘れましたし、森さんのリードがあっての最少失点だと思いますので、感謝したいなと思います」。森の1発について話題を振られると「いやもうずっと願っていましたし、森さんならなんとかやってくれると思って見ていましたし、いつもやってもらいたいなと思います」とさらなる援護を願って、球場を沸かせた。

話題となっている、選手がお笑いコンビに扮(ふん)した夏の恒例ポスターには「なかなかいいコンビだと思います」と同学年の紅林と組んだコンビ「ベニボウズ」を自画自賛? していた。

森は8日に左太もも裏のケガから復帰して以来、初アーチ。離脱していた期間のチームについて聞かれると「自分おらん方が強いんかなと思いながらテレビで見ていました」とおどけた。前夜の敗戦の悔しさを晴らす白星。「全員で優勝したいです。明日からも応援よろしくお願いします」と力を込めた。

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