ベイキラーの本領発揮だ! 阪神青柳晃洋投手(29)が5回6安打1失点の力投で、またもやDeNAから白星をゲットした。今季5勝目で、勝ち星はすべてDeNA戦。だが右腕は「DeNAしか勝ててなくて、全然貢献できていないので、これから他のチームも勝てるように頑張ります」と笑顔は見せなかった。
苦しい立ち上がりから粘りを見せた。初回先頭の佐野に左翼線付近に落ちる二塁打を許し、2死三塁から牧に三塁線を突破する適時二塁打で先制点を献上した。
2回は1死二、三塁から後続を断ち無失点。5回も先頭林に左翼線二塁打を浴びたが、追加点は許さなかった。「ランナーを出しても守備に助けてもらいながら粘り強く投げることができました」と振り返った。
突然のアクシデントも、チームにカバーしてもらった。6回に打線が逆転に成功。その裏もマウンドに上がったが、投球練習を途中で切り上げ1度ベンチに下がった。その後、再びマウンドに向かったが、1球投げたところで再びベンチに戻り、無念の降板となった。緊急登板した桐敷に1回3人斬りで勝利のバトンをつないでもらい、「桐敷や中継ぎのみんなに負担をかけてしまい申し訳ないです」と頭を下げた。
岡田監督は右ふくらはぎがつったことを明かし、「あの投げ方で重心が乗る方やから、そらきついわな」と説明。今後については「ちょっと様子見てやけどな。そんなひどいことはないと思うよ」と軽傷を強調した。青柳の奮闘も光り、優勝マジックは1つ減って27。「アレ」達成に、エースの完全復活は欠かせない。【古財稜明】
■「8回の男」1回ぴしゃり
阪神石井が「8回の男」を務め、1回ぴしゃりで仕事を果たした。3点リードの8回に登板。4番牧を見逃し三振に仕留めるなど、中軸を3人で片付けた。2度の体調不良から復活後、初のホールド。それでも「反省するところしかないので、次に生かしたい」と満足せず。貪欲にレベルアップを目指す。



