「可逆性脳血管攣縮(れんしゅく)症候群」と診断を受けたロッテ沢村拓一投手(35)が、大阪遠征に同行した。すでにZOZOマリンやロッテ浦和球場などで軽めの運動やキャッチボールを開始しているが、診断を受けてからは初の1軍同行となる。キャッチボールでは、ホームベース付近からレフトポール際のフェンスを何度も軽々と超えるなど、体の状態はかなり回復している様子だ。1軍登録はもう少し先になる見込みだが、精神的支柱としても首位オリックスを追うチームにとって大きな存在となりそうだ。

今月2日には「コンディション不良」を理由に1軍登録を抹消され、検査などのため入院。7日に退院した。今月末に再度検査を受けて医師の許可が出れば、チームの通常練習に完全合流して復帰へ向けたピッチを上げていく予定だ。

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