明大の今秋ドラフト候補、最速149キロ左腕の石原勇輝投手(4年=広陵)が29日、東京・府中の同大球場でソフトバンク3軍とのプロアマ交流戦に先発し、4回無失点と試合をつくった。

キレのある変化球で3者連続三振を奪うなど、4回を被安打1の6奪三振。この日は、最速145キロをマークした。ドラフト前最後のリーグ戦に向けて変化球を重点的に磨いており「チェンジアップはよく決まったけど、もっとギアを上げていきたい。ドラフトは意識せずに、チームを勝たせる投球をしたい」と9月9日に開幕する東京6大学秋季リーグを見据えた。ソフトバンクの永井スカウト部長は「投球術ができるようになっている。ボールは、さらに伸びしろがあると感じる」と評価した。