阪神シェルドン・ノイジー外野手が、バウアーキラーぶりを発揮した。両軍無得点の2回2死から、外寄り高めの154キロを芯で捉え、左翼席まで運んだ。7月4日の敵地広島戦以来の出場38試合ぶりの1発となる6号ソロ。また、同14試合ぶりの長打となった。「最近、長打が打てていなかったので、久しぶりに打つことができて気持ち良かったよ。いいスイングができたと思うね」と振り返った。

元同僚のサイ・ヤング賞右腕をお得意様としている。チームとして4度目の対戦となるが、ノイジーは全試合でヒットをマーク。対戦成績は9打数4安打、打率4割4分4厘だ。21年にはドジャースで「春にちょっとだけ」とチームメートだったバウアーを異国の地で攻略。ただ、その後3打席は凡退に終わっただけに「他にもっと仕事をするべき場面でできなかったので、そっちの悔しい方が強いです」と笑顔はなかった。

【動画】阪神マジック再点灯へ、ノイジーが先制ホームラン 対バウアー9の4と苦手とせず