首位オリックスが今季5度目のサヨナラ負け。2位ロッテが勝ったため優勝マジックは「20」のままとなった。0-0で迎えた9回に、守護神の平野佳が右越えのサヨナラ適時二塁打を浴び、18試合ぶりの失点を喫した。

先発の宮城は7回6安打無失点8奪三振と好投するも、3年連続の2ケタ勝利はお預け。「最近、クレ(紅林)が全然打ってなかったので、言っときます。(2ケタは)最低目標なので、しっかりそこを走り抜けたい」。同期に援護をお願いしつつも、次戦へと目を向けた。

ソフトバンク先発の42歳左腕和田に、打線が7回まで3安打。少ない好機を生かせず、中嶋監督は「はい、それだけで何もないでしょ…」と言葉少なだった。「明日どういう試合にするのか、みんなで考えなきゃいけないことですし。それだけだと思います」。敵地で迎える日本ハム戦へ、各自の切り替えを促した。