2位広島が3連敗し、首位阪神とのゲーム差は最大10に広がった。

相手先発は今季ここまで5戦4敗の大竹耕太郎投手(28)。右打者の被打率2割2分2厘より左打者の被打率が2割9分2厘と高いデータもあり、7人の左打者を先発オーダーに並べたが、敵失がらみの1点どまり。田中広輔内野手(34)が猛打賞と気を吐き、チーム唯一の適時打をマークも「試合に勝たないと意味がないので。個人的には3本打てましたけど、もっともっとチームが勝てるように」と厳しい表情だった。

先発森下暢仁投手(26)は、今季ワースト5失点(自責4)で5回降板した。2回に5安打を浴び、大竹にも適時二塁打を許した。「いつも通り入れたんですけど、つながってしまったり止められなかって感じですね。(大竹の適時打は)自分たちの注意不足ですね」と振り返り、阪神に連勝を許した結果には「もう申し訳ないです」と悔やんだ。

甲子園の阪神戦は、これで1分けをはさんで6連敗。同カードの今季勝ち越しはなくなった。8日阪神戦(甲子園)から1軍複軌した秋山翔吾外野手(35)のバットから快音は聞かれず、右脇腹に張りを抱える西川龍馬外野手(28)も無安打。左翼守備では、失点につながる失策もあった。新井貴浩監督(46)は「ちょっと以前やってた脇がね、タイトになってきたから。龍馬も秋山も実戦から遠ざかっていて、実戦に来ましたってなってパンパン打てるほど甘いわけじゃない。彼らは試合に出ていく中で微調整、調整して上げていってもらえれば」と完全復活を待つ。10ゲーム差がついた状況にも「また明日の試合にしっかり備えたい。その繰り返しなので」とまずは全力で連敗を止める。