ロッテ佐々木朗希投手(21)が左脇腹肉離れから48日ぶりの復帰登板を3回45球、2安打1失点、2奪三振で終えた。

球団を通じて「先制を許してしまいましたが、ケガなく投げられたので良かったです」とコメントした。

最速は1回に2球記録した161キロ。160キロ超は5球マークしたが、いずれも初回に計測した。

失点したのは1回だった。2番宗に初球の157キロを捉えられ、右翼フェンス直撃の二塁打を浴びた。2死三塁から4番森の3球目に161キロをマーク(見逃し)、4球目も161キロ(結果はボール)を記録したが、フルカウントから160キロで詰まらせながら三遊間を破られて先制点を献上した。

2回以降は変化球主体の投球だった。スライダーとフォークを軸に、直球は2回が6球(変化球12球)で3回が2球(変化球10球)止まり。それでも、2回紅林、3回中川圭からフォークで空振り三振を奪い、2回と3回に走者を出したのは2回の杉本へ与えた四球だけだった。

3回を投げ終わると、吉井監督から左手でお尻をポンポンとされて、ねぎらわれた。

【動画】48日ぶり登板の佐々木朗希、最後はフォークで空振り三振締め 大きく一息吐き安堵の顔