ロッテ佐々木朗希投手(21)が今季初めてパ・リーグ球団相手に黒星を喫した。左脇腹肉離れから48日ぶりの復帰登板を3回45球、2安打1失点、2奪三振で終えて降板。初回の失点がオリックスの決勝点となり、今季14度目の先発で3敗目(7勝)。ここまでの2敗は交流戦(阪神、DeNA)での黒星だった。

チームもオリックスとの対戦成績が6勝12敗2分けとなり、オリックスとは5試合の対戦を残しているが、2年連続の負け越しが決まった。

この日、投手陣は佐々木朗が3回1失点、2番手で登板した“第2先発”のカスティーヨも4回1失点と粘ったが、打線が2試合連続で沈黙。前夜の山本に続いて宮城の前に大苦戦した。5回2死二塁まで無安打投球を許し、そこで飛び出した岡の初安打で二塁走者の安田が本塁を狙ったが、憤死。宮城には8回まで岡野安打1本のみに抑えられ、9回は守護神の平野佳に締めくくられた。

これで首位オリックスに連敗となり、優勝マジックを「10」まで減らされた。2位はキープしているが、首位オリックスとは12ゲーム差。3位ソフトバンクとは1・5ゲーム差のままで、4位楽天とは3ゲーム差となった。

【動画】48日ぶり登板の佐々木朗希、最後はフォークで空振り三振締め 大きく一息吐き安堵の顔