首位オリックスが2位ロッテに連勝し、優勝マジックを「10」に減らした。

先発の宮城大弥投手(22)が8回1安打無失点の快投で10勝目。4回まで無安打投球とアウトの山を積み重ね、3年連続の2ケタ勝利に到達。高卒4年目で3度以上記録するのは、13年に入団した藤浪(阪神)、大谷(日本ハム)以来となった。

打線は復帰登板となったロッテ先発の佐々木朗から初回に先制。2死三塁から森友哉捕手(28)が160キロ直球を捉えて先制の左前適時打。これが節目の通算1000安打となった。7回には2死一、二塁から、代打西野の中前適時打で2点目を追加した。

オリックスは前日9日に、山本由伸投手(25)が2年連続2度目のノーヒットノーランを達成。プロ野球史上88人目、通算100度目の快挙の勢いに乗るかのように、直接対決で連勝。リーグ3連覇へと突き進む。

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